パセリのサンドイッチ・作り方
昨日の朝に作ったパセリのサンドイッチが、今までで一番美味しかった!
なので、めちゃくちゃ簡単なんだけど作り方を書いておこう。
■分量(2人分・4切)
■作り方
- パセリを粗みじんにする。
- クリームチーズとパセリを混ぜ合わせる(パセリディップ)。
- パン2枚の片面にディジョンマスタードを薄く塗る。
- パンの残り2枚の片面に 2 のパセリディップを 1/2 量ずつ塗る。
- 3 と 4 をサンドして2組のサンドイッチを作り、ラップで包んで(時間があるときはこの状態で冷蔵庫で30分ほど休ませる)半分にカットする。
これまでは、クリームチーズもマスタードと同じようにパンに塗って、パセリを乗せてサンドしていたのだけど、混ぜればいいんじゃない?とふと思い、試してみたところ、大成功!
ディップ状にしたことで、作るときも食べるときもパセリがこぼれず、より美味しくなった(気がする)。
クリームチーズの量は、パセリがまとまる程度(80g)にしたけど、全量使ってもクリームリッチで美味しそう。
ちなみに、パンはKINOKUNIYAの「ライサンドウィッチブレッド」、クリームチーズは「北海道クリームチーズ Primar (プリマール) 100g」。このクリームチーズは滑らかで、冷蔵庫から出したてでもパセリと混ぜやすく、量もちょうどいい。
ウチの「パセリのサンドイッチ」はこれで決まりだな。
悪縁を切りに・おまけ
悪縁を切りに
思うところあって、悪縁を切りに山寺(山形県 立石寺)へ行ってきた。
朝早くに家を出て、羽田から飛行機で山形空港へ。そこから高速バス(山形空港ライナー)とJRを乗り継いで、山寺駅に着いたのが10:01。
快晴で、雲は夏と秋の中間。日差しは強いけど風は気持ちいいねなどと話しながら、山寺登山口へ。ここから1000段余りの石段を登るのだ。
登山口を登ると根本中堂がある。ここに安置されている薬師如来が「悪縁切り」の由来の一つ目。
その後、平坦な道を神社や芭蕉・曽良像などを過ぎて山門へ。
と、山門の手前で甘味&猫トラップに遭う。
トラップを抜け、山門にて入山料(300円)を払い、改めて登り始めた。
幅も高さもいろいろの石段を登り、気持ちのよい木陰から暑い日向に出て、いよいよ膝がきつくなった頃、奥之院に辿り着いた。ここまで登ること(=修行)によって「俗世との縁を切ることができる」といわれているそうだ(「悪縁切り」の二つ目の由来)。
奥之院をお参りしたあと、少し下って三重の小塔へ。ここが「悪縁切り」の三つ目なのだが、由来は曖昧*1。
ともあれ、これでよし!と、なんとなく身も心も軽くなり、開山堂から五大堂にまわり、仁王門、弥陀堂、せみ塚など、登りではほとんど素通りしてきたところに寄りながら降りてきた。
山門からの往復で約1時間(登り40分、下り20分)かかっていた。
その後、本坊から下山口を出てお昼ごはんを食べ、予定より1本早い新幹線に乗って帰ってきた。
家を出てから帰宅までちょうど12時間の旅だった。
『乙嫁語り』パリヤさんの櫛入れ
ブラウスへの刺繍が完成した頃、このくらい頑張ったのは「パリヤさんの櫛入れ」が最初だったと思い出した。「パリヤさんの櫛入れ」は、森薫さんのマンガ『乙嫁語り』の 8 巻に出てくるもので、このくだりを読んで刺繍をしてみたくなった人はすごく多いと思う。
かくいう私もその一人。
刺繍はほぼ初心者で、下手だし、それはもう時間がかかったけど、出来上がったときは嬉しかったなぁ。
作ったときの記録を探してみたところ、2016 年。6 年も前だった。自分の櫛に合わせて縦横比を変えたり、パリヤさんはどんな色で刺したろうと考えたりして、デザインから完成まで約 2 週間かかった。
『乙嫁語り』は、どのお話も素敵だけど、パリヤさんの 8~9 巻が一番好き。パリヤさんが焼くパンもすごく美味しそう。
したいことをするにもパワーがいる
あれをやりたい、これをやりたい、作りたい、書きたい、読みたい……
したいことはいくつもあって、忘れないようにメモをするくらい沢山なのに、いざ時間ができてもすぐに取り掛からないことがよくある。
その理由を考えてみた。
- 時間ができるのは、それまでやっていた仕事やら何やらが一段落した場合が多く、だからたいがいは疲れていて、まずは休みたいから。そうして休んだあとには次の仕事ができている。
- したいことをメモするのはすぐだけど、実際に始めるには、計画をたてたり材料を揃えたりの準備に手間がかかる(のが分かっている)ので、その道のりを思って躊躇する。そのうちにどれが一番楽に始められるかなんてことを考え始める(この時点で思考がかなり歪んでいる)。そうこうしているうちに次の仕事がやってくる。
- したいという気持ちが減ってしまっている(メモしたときが一番熱量が高い)。
こんなところだろうか。さて、どうしよう。
したいことなのだから、疲れていてもするとか、やらなくちゃとかいうストレスがかかるのはおかしいよね-。でも、全然しない・できないのもつまらない。やりたい気持ち(熱量)が減ってしまったものは、残念だけど仕方ないかな。またやりたいと思えるときが来るまで寝かせておこう。
そうだなぁ……次に時間ができたら、そのとき一番したいと思うことを、ともかく手を付けよう。少しづつでも準備を進めて、3~4回目くらいで本格的に始められたらラッキー、くらいに思っていたらいいかもしれない。これでやってみよう。
ブラウスに刺繍・その2
ブラウスに刺繍をしたときのはなし。
刺繍図案が決まって、ブラウスに図案を写して、糸の色を決めて(本の通りにするならこの工程は不要)、刺し始めるまでに既に4日。
あ、でも今回図案を写すのはすごく楽だった。
「図案を写す」とは、普段なら「図案と生地の間にチャコペーパーを挟んでトレーサーでなぞる」作業のことなのだが、図案がズレないように気をつけるとか、なぞる時に力が要るとかで、地味に疲れるのよね。今回はブラウスが真っ白で薄かったから、もしやと思って生地の下に図案を置いてみたら、そのまま写せるくらい透けていた。おかげで水性チャコペンで上からなぞるだけで済んだのだ。
その分かな、糸の色を決めるのには時間がかかった。
本では青からグレーのグラデーションだったのを、手持ちの糸で代用したくて「この色をこれに置き換えて、そうすると全体のバランスは……」などと頭を悩ませた。
節約には時間と手間がかかる。「節約」って時間をタダとして勘定するから成り立つのであって、でも時間は本当はタダではないんだよなぁ。
そんなこんなでようやく刺し始めた。
1枚目が初日。あとは大体1週間毎で、6枚目が刺し終わり。
終盤になって刺繍枠を買い替え、刺繍針を細いものにした。おかげで最後の方はすごく刺しやすかった!
刺繍枠は、刺繍を始めた頃に買った100均のもので、別に不便はしていなかったんだけど、今回は初めての薄い生地なのと、服だからやり直しがきかないことでだんだん気になり、ついに Clover 製を購入。すごく違うというわけではないけど、比べるとやっぱり100均のより滑らかで安心感アップ。
刺繍針は、糸に対してだいぶ太い針を使っているのに途中で気が付いた。違和感はわりと早い段階からあったのに「これで合ってるはず」の思い込みが邪魔をして修正に時間がかった。変えたら格段に刺しやすくなったし(そりゃそうだ)、針目もキレイになった気がする。
次からは「不安は解消してから始める」&「違和感を覚えたらすぐ調べる」をがんばろう。って、普段の生活で当たり前に必要なことじゃないか?
おしまい