あっとおどろく身辺整理
同居人が買って読んだものを借りた。
それからゆうに10日は過ぎた昨日、ようやく読了。読み始めたら早かった。
同居人から「読むと不安が減るよ。でも、あなたにはちょっとしんどい所があるかも」と聞いていた通り、得体の知れない不安は減ったが、少し調子を崩した。
漠然とした大きな塊だった「不安」が、章立てやデータ、イラスト付きの分かりやすい説明のおかげで整理され、数は多いけど一つずつなら持てるサイズの「課題」へと小分けできた気がする。
ただ、章の区切り的にある体験談が、リアルなだけにキツイ部分もあって、無防備に読み進むとやられる。
「親の介護は予習、自分の介護は復習」の言葉が染みた。そうだ、いずれ他人事ではなくなるんだ。まずは自分のエンディングノートを書こう。どんなノートにしようかな。
ブラウスに刺繍・その1
白いブラウスに刺繍をすることにした(と思い立ったのはもう一ヶ月半前なのだけれど)。前に染色をしようとしたとき、素材がポリエステル100%だからとやめた一枚。
参考にしたのはこの本の、ブラウスに刺繍する回。たまたま見つけたのだけど、柄も配置もぴったり&とても気に入ったので。
空き時間にちまちま作業して約一ヶ月。「これは本当に終わるんだろうか」と不安になること一度ならず。
とくに最初のころは慣れていないから手は遅いしミスもする。今日は進んだぞーと思ったら糸の本数が違っていて半分以上ほどくとか……あれはツラかった。
それでも2週間くらい過ぎた頃からだろうか、手を動かしながら考え事をする余裕がでてきた。「これが[遅々として進まない]なんだなぁ」とか「刺すのに心地いい順番があるのね(茎→葉→花、みたいな)」と思ったり。刺しているうちに、イライラとかザワザワとかした気持ちだったのが落ち着いているのに気づいたり。
少しずつでもやれば進むもので、穏やかな満足感とともに終わりがやってきた。
刺繍糸は手元にある色で代用したので、本の色味とはだいぶ違う仕上がり。でも気に入ったのでよし!
思い返してみると、この色の置き換え作業にけっこう時間がかかったんだっけ。ゼロから始めるなら本の指定通りに糸を買うのが早くて確実なんだけど、似た色を少し持ってたからなぁ。
今は暑いから着て出かけるのはもう少し先かな。秋が来るのが楽しみだー(*^^*)
次回は途中経過を少し書くつもり。
パセリのサンドイッチ・その2
(切る向きを変えてみた)
美味しい。パセリはこのくらいの量がいいかんじ。食べやすさなら前回の方。
味の組み合わせは、どちらも美味しかったけど、バターよりクリームチーズのほうが一枚上手かな(ちょっとくやしい)。
2回のパセリサンドの合間に『蒼い時』を借りてきて読み直した。
ゴーリーにしては線が少なくて、青と黒のコントラストがくっきりしているページが多い(記憶ってほんといいかげん)。
ちなみにパセリの旬は、日本では年に2回あって3~5月ごろと9~11月ごろ。
『蒼い時』はゴーリーがスコットランドに旅行したときのことがベースになっているそうで、じゃあスコットランドのパセリの季節は?……うーん、よく分からず。
イギリスだとパセリは春の野菜で、スコットランドも同じとすれば4~5月かと。
と、調べたところで本の中の季節がどうかは分からないのだけれど。
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『蒼い時』と一緒に借りた本。
タイトルがとても気に入った&気になったもの。
これがまたすごくよくて!
ゴーリーはどの作品もいつ読んでもすごく面白い。ゴーリーもすごいけど、訳者の柴田元幸さんもそれはもうすごいと思う。原文を読むように日本語で読める幸せをひしひしと感じるというか(ああ、ボキャブラリーの貧困)。
おしまい
オナガ再び
数日前の朝、「ギョーッ、ギョーッ」という音がして「もしやこれがオナガの鳴き声か?」とカメラを持ってベランダに出てみた。
当たり! 今度はよく見る前にまず1枚。撮れた! もっと大きくもう一枚…
あー、行ってしまった。結局1枚しか撮れず。
確かに見た目からは想像できない鳴き声だった。
このあとオナガの鳴き声を聞きつけたらしいカラスが3羽飛んできてしばらく止まっていた。
今日の「コロコロ毛玉日記」*1で、オナガに触れていてびっくり。
シンクロニシティねー。
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追記:鳴き声について
初めて認識したときは「ギョーッ」だったけど、最近は「ジャァーッ」とか「ジョーッ」とかにも聞こえる。あるいはそれらのブレンド。
音を文字で表すのは難しい。
パセリのサンドイッチ・その1
急にパセリのサンドイッチが食べたくなって、作り方を調べてみた。出てきたのは「ハムマーマレードとパセリサンド」ばかり。でもきっとこれではないんだよなぁ。
食べたいのはゴーリーの『蒼い時』にちらっと出てくるやつ(もちろん作り方は書いていない)。
イメージは、シンプルで薄い、イギリスのキュウリのサンドイッチのパセリ版。
私は辛子バターだと思ったのだけど、同居人はクリームチーズとディジョンマスタードだろうと言う。ということで今回は後者で作ってみた。
すごく美味しい!
塩もコショウもしていないのに、クリームチーズとマスタードがいい仕事をしている。でも、もっとパセリ!!だった。同居人曰く「ピクニックに持っていくならこの量がちょうどいい」とのこと。たしかに。ピクニック行ったことないけどね。
次はパセリましましでリベンジ&バターのも作ってみよう。
オナガのいたところ
洗濯物を干そうとベランダに出たら、見たことのない鳥が電線に止まっていた。
頭が青くて尾が長い。尾のかたちがキレイだなぁ。
一瞬見とれて、我に返りカメラを取ってきてズームしてシャッターを……その瞬間、カラスに追われて飛び立ってしまった。「ああ~」と虚しく撮ったのが上の写真。追いかけていたカラスすら写らず。
がっかりしつつ、あの鳥はなんというのだろうと調べたところ、一番有力だったのが「オナガ」。でもこちらは頭が黒く、尾が長くて青いのが特徴。うーん、青いのは頭だったと思うんだけど。
まぁ、私の記憶違いだろう。お腹を私の方に向けていて、よく見えたのは尾のかたちとその内側だけ。本当に頭を見たのかと聞かれると大変心許無い。全体にブルーがかっていた気もするし。
飛ぶ姿は優雅で、それに似合わない声で鳴くらしい。
また会えるかな。
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一応オナガのイメージだけでも(後日追加)。
服を染める・おまけ
今回の個人的な反省点です。
- 染める前の写真を撮らなかったこと
もとは白い服だし、いらないだろうと思ってやめたのですが、まとめる段になって「なぜ撮らなかったんだー」と後悔しきり…… - 刺繍入りのブラウスは首元を紐で結んであるデザインで、ほどくのを忘れて作業したため、結び目の内側だけ白い「タイダイ」になってしまったこと
しかも、見えている部分は染まっているのだから、ずっと忘れていればよかったのに、「あっ」と思い出してほどいてしまったのがいけなかった。おかげで、白い部分が見えなくなるように結び直すという、染色とは全く関係のない部分で苦労しました。
どちらも理由は一つ。作業した日に気持ちの余裕がなかったから。そして、こういうことは初めてではない。
誰に頼まれてやっていることではないのだから焦る必要はないのに、材料が揃うとなぜか「早くやらなきゃ」と一人でジリジリしてきて(この時点で「やりたい」気持ちからズレている)、ちょっと無理して捻出したスキマ時間にやっつけるように作業してしまうんです。そして小さなミスを重ねることに。
そんなに忙しい日々を送っているのではないのですよ? もう少しすればちゃんと時間が取れるのに、その直前くらいにやっちゃうことが多いんですねぇ。
こうして文字にすると改めて反省&自覚できていいですね。一度ならずだったことや「分かっているつもり」だったことなど。なかなか刺さります。
せっかく「やりたい」とか[面白そう」という気持ちから始まるのだから、「やってよかった」「面白かった」で終われるようにしたいなぁ。
おしまい